こんにちは。藤井研卒論生の大谷です。
梅雨も明け、暑い日が続きますね。いつのまにか8月が近づいてきていて驚いています。
今回から数回かけて、4月から7月に藤井研内で行った活動の紹介を行います。
今回は、5月に行った養老町のプロジェクトの出張について紹介します。
5/16(土)〜5/18(月)、藤井研と古谷研・地域デザインゼミの学生で、岐阜養老町へ基本調査に行きました。
プロジェクトについてはこちらに簡単な紹介を載せているので、参考にしてください!
この調査は、
を行うことで、改修を行う蔵およびこの地域の現状を知るために行われました。
1日目。今回の出張では、設計演習DEの非常勤講師でもある安田先生の実家にお世話になりました。
母屋も改修したものであり、とても広々としていました。
安田先生のお宅は、お祭り当日は西町の会所にもなり、地域の人々に開かれ、様々な人が訪れます。
高田祭りの前祭であるこの日は、屋台が出ていて、非常に賑わいがありました。
お昼はやま(車へんに山)を曳いている様子も見ることができました。
当日は、縁日の様子を見学をし、「夜警」という地域の懇親会に参加させていただきました。
かつて本屋さんであった場所で行われ、地域の人々から地元に対する思いや養老町に関する様々なことを伺うことができました。
また、会所からは西町のやま(本来の字は車へんに山)を間近で見ることができます。
夜にはライトアップされ、次の日に向けて練習を行っている様子がわかります。
二日目。高田祭りの本祭の日です。やま曳きは早朝9:00から行われます。
この日は高田祭りの運営本部が置かれている山口会館を見学し、西町以外のやまがしまわれる倉をはじめ、先日の夜警でヒアリングを行い気になった場所などに行きました。
また、本プロジェクトで改修を行う、安田先生のお宅の蔵の見学をさせていただきました。
中は真っ暗で、床が抜けそうになっている場所があったり、動物に荒らされた跡があったりしました。
今後の計画の参考にするために、直接蔵の様子を見ることで、今後どのようにしていこうかなどと各々インスピレーションを高めます。
その後、養老公園に行き、荒川修作の作品でもある養老天命反転地・養老の滝を見学しました。
町の主要な観光地を見て、町と改修する蔵とを関連付けるきっかけ見出します。
お昼からは男性はやま曳きの体験を行いました。
女性はやま曳きには参加できないため、周辺地域のフィールドワークを引き続き行いました。
三日目。
前日のフィールドワークをふまえ、より広範囲に渡ってフィールドワークを続けるグループと、町役場にインタビューに伺うグループに分かれ、調査を行いました。
また、祭りのときと祭りでないときの町の様子についても各々調査を行いました。
近くの酒屋さんの酒蔵の見学もさせていただきました。
以上のように3日間にわたって行った調査をもとに、現在改修のアイディア出しをしています。
はじめての出張で先輩方に迷惑をかけてしまうことも多かったですが、大変実りのある出張でした。